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2010年6月30日

ポルシェ レーシングカー 製作 その2

ポルシェ 930ターボベースの レーシングカーを製作開始

オーダーしていた エアロキット 外装パーツが 本日   アメリカより入荷しました””

 

 

アメリカのレーシングエアロメーカーに 964RSRレーシング エアロキットを製作依頼していました!

ベースが930ターボですので 前後バンパーのサイズは 964RSRと一緒ですので 同じサイズじゃ””つまらないので オーバーサイズで製作依頼しました!

リヤクオーターパネル フェンダーはターボ(RSR)は11インチ (2.54X11) 27.94センチのフェダーになります これを! 13インチ(33.02センチ)のオーバーサイズに!

フロントは964タイプのファンパー&スポイラーの11インチ用が無かったので ノーマル9インチを昔の職人業で 叩き出しで製作します!

 

 

 

さすがにアメリカ人 空輸してくるのに 梱包がいい加減です!

高価なパーツは保険に入らないと危険です!!

 

見た目は通常のコピーエアロと変わりません””

日本でも最近はエアロの製造も増えて 寸法やバリ 仕上げ等綺麗になってきました” 

アメリカ製は昔は ひどいものでしたが 最近だいぶいいです!!

『参考』 レース用はどこが違う???  

通常のFRPは メス型に ゲルコートを塗り FRP(硬質プラスチュック樹脂)を塗り グラスファイバーシートを貼り付けます これを 2工程 いいもので3工程 

商品として 見た目だけ なんて商品も多い”” 金額が安い分 しょうがない””

ジールプロでも 996のエアロキットを製作販売しています

 製造工程はいろりろ! 機能性 耐久性 ファッション性 コストパフォーマンス性 と求めるところは異なります

レース用は根本的に耐久性が求められます 通常のファッションエアロでは ハードな 走りや強烈な風圧に耐えられません 最近レース用では 基本的にカーボンファイバーを採用しています カーボンはドライとウエットがあります ウエットは通常のグラスファイバーと製造方法は一緒です ドライは圧縮して熱を加えます

カーボンはいいのですが とても高価になります  Fバンパー内側↓ 

今回は↑ 解りづらいですが 工程は5 工程 ファーイバー生地を4層にして 更に保護シートを貼り付けています かなり 頑丈です デメリットは少し重くなる事です

↑ 13インチ リヤクオーターパネル””

かなり 多きです!! これに合う ホイールを後から製作いたします

おじさんは大きなお尻が大好きです!!!  ポルシェのですよ””

 

最近40歳代の方が 昔のレーシングカーのような ビックフェンダーにしたい””  なんて”方が増えています!!

 

このレーシングカー(ナンバー付き)の製造工程 随時アップしています!!

質問や疑問ございましたら お気軽にどうぞ!!

 

 


投稿者:zeal-pro at 16:13 | チューニング

2010年6月29日

ポルシェ フェラーリ エンジンオーバーホール

この今年に入り エンジンのオーバーホール 急増!! 

最近の傾向で””車両の購入方法や買うところの変化を話しました!

買ったばかりなのに”” もう?エンジンオーバーホール????

...............なんて事が 増えています!! 当然といえば当然です

 

 

『そろそろ”エンジンやばいな!! 売却しちゃおうかな!!』 なんて車が 流通されている! オーナーさんも2〜3人ならまだしも 5人目なんてポルシェ 欧州車が多くなってます!

 

 

ポルシェ964 993 新車から うん”十年!! これは!そろそろ エンジンもリフレッシュが必要!

中には2回目のオーバーホール!なんて 車両も$””””

 

 ジールプロ では エンジンオーバーホール(ノーマルOH〜チューニングOHまで)対応しています!

時間が待てない方に リビルトエンジンもご用意しています/re-build/

  

オイル漏れはまだしも ピストンリングやオイルリングの磨耗破損 バルブの破損 メタルの傷矢焼き付き エンジン異音 等さまざまなトラブルが出てきています

今回のお客さんは バルブスプリングの折れ オイル上がり(マフラーから煙)

でした! 購入に大枚$をはたいて また”” 大枚$が出て行く!!

大変です!

 

   

ツインスプリングになってます 外側が折れていました””

 

 

月間で2〜3台はオーバーホールが入ってきます!

リビルトエンジンを作るのが間に合わない今日この頃です!

エンジンを下ろすと どんどんばらします 洗浄や加工にまわします

 

クランクシャフトは 振れや傷を見ます バランス取りをして 磨きます 綺麗になりました!

 

ヘッドはマシン加工をし 純正基準より精度を上げています

 

 

バルブタイミングはカムシャフト エンジン仕様により変化します

デスビはOHをお勧めします

 

 

 

ジールプロ では ポルシェ以外のエンジンも多く手がけています

写真は フェラーリ F335のエンジンです! F355はフェラーリの中でも少し変わった エンジンになっています どこが違うか??

簡単に! ヘッド!  バルブの数です 5バルブ 吸気が3 排気2 奇形カムシャフトです 

 

以外にも 実は多い F355エンジンヘッドトラブル!!

 

カム山が斜め! その為 バルブクリアランスが狂いやすい! フェラーリは高回転をまわしすぎる 

ほとんどバルブシム調整していない ポルシェのように 簡単にタペット調整できないので 世の中のフェラーリヘットは 異音(タペット音)が出ている車両が多い!

ほとんどはマフラーがうるさく あまり判らないのがほとんどです!!

 

F355 V8エンジン 

エンジン ヘッド

 

F355 8連スロットル!

1990年台半ばから後半にかけて フェラーリは 出力アップのためいろいろな事をしています 

先ほどの5バルブや8連スロットル より一層の吸気効率を上げるため!

但し実はメンテナンスが大変”””

 

 

メンテナンス イタ車は大変 特に フェラーリ ランボルギーニはしびれますよ 

ちなみにディアブロのタペット調整は20000キロごとです” 恐ろしい”” 整備書にちゃんと書いてあります!

 

そのうち ディアブロも詳しく紹介いたします!

 

 

F360モデナからは このスタイルをやめ 吸気可変や 可変式バルタイ 等に変化 ポルシェもツインカムにバリオカムに変化!

現在は直噴に!

どんどん変化していきます

 

しかし”” 6連スロットルや8連スロットルは憧れです”””

そのうち フェラーリ12気筒に 12連スロットルを付けたい

 

エンジンメンテナンス 詳しいことなどは また次回書きます!

疑問なことや 予算など お気軽にご相談ください

投稿者:zeal-pro at 17:08 | メンテナンス

2010年6月27日

空冷 ポルシェ メンテナンス 夏季偏

空冷ポルシェ この時期 温度上昇!! なんか?おかしい???

こんな事ありませんか???  

温度といっても いろいろあります”” 

 オイル温度

 エアコンの温度 (冷えない)

 排気温度

 水温(水冷車)

 本日修理完了車は 964カレラ2  オイル温度が上昇”” オイルクーラー電動ファンも回ってすぐに止まる??

こんな症状......................疑わしいところは! ファンレジスター 温度センサー この辺は たびたび交換しています! つづく..........

 


続きを読む...

投稿者:zeal-pro at 17:09 | メンテナンス

ポルシェ993メンテナンス&チューン

 先日 993カレラ後期モデルを 中古屋さんで購入された

お客さんが来店されました。

 

 

数が少ない6速です 残念ながらコンディションが悪く

購入して間もないのに ポルシェの走りが出来ません

 

車検も切れたし 今回は清水の舞台から 飛び降りて頂きました

 購入して間もないのに大変ですが!

 

乗り換える事もできないし 直す お金ないし!!

 

 

こんな感じのユーザーさんが増えています!

 

 

ローンで何とかしょう…..と なりました!!!

どうせなら ある程度まとめてメンテ&チューンする事に
 

完成写真 

 

 

メニュー

車検整備一式
エンジン異音→  ロッカーアーム周り+ラッシャーアジャスター交換

 

 

電装系修理

 

サスペンション→ オーダーサスペンション

                今回はメーカーオリジナルを減衰の変更 バネレート変更
                全長変更で制作 街乗り重視+スポーツ走行!

 

 

 ストークがかなりショートに なのに 滑らかに走ります

柔らかく 感じるのに コーナーではすごく踏ん張ります

走りが 激変します

 

 ブレーキ→    前後ブレーキオフセットキットに交換

               フロント2ピース 304Φ
               リヤ  3ピース 330Φ
               リヤは仕様変更して324Φから330Φに大きくなりました

 

 ノーマルより かなり 大きく成ります

 ブレーキパット→ ノンアスタイプ ストリート用です

             RR車はリヤブレーキも肝心です

 

 

ホイール→     ブロンバッハ特注 F8.5J R10J

 ライメント→     今回はストリートメインでセッテイングしました

 クラッチ→        ツインマスのフライホイールが切れていて 危ない状態でした

                 フライホイールをシングルマス(RS用)に変更カバーはバネレート
                を強化タイプに変更 ディスクは(RS用)に変更!!
                  〔動けなくなる寸前でした〕

 

                     新しい クラッチの写真取り忘れました

 

 あんなにガタガタだった993 生まれ変わったように走ります

 諦めずに せっかくのポルシェを復活指せましょう!!!!!!


投稿者:zeal pro at 12:37 | メンテナンス

テスタロッサ 整備その2

フェラーリ テスタロッサ 足回り整備!

かれこれ”25年も前の車!! 果たして 駆動系はどうなの??

以外にもフェラーリは足回りや基本駆動系の整備はされていないのが原状です””  走行も少ないのかも知れませんが それにしても ほとんど手付かず” こんな車両が多い! 元々この年代のフェラーリのパーツはけして 優れているとは褒め言葉にも言えない!! 

やはりイタリアの代物” ボディーの補強や足回りの取り付け素材等 首を傾げてしまう”””  この状態で 高速をかっ飛ばす! 自殺行為そのものと思うのは! 私だけでしょうか??

ノーマルの足回   今回は予算の関係もありますので サスペンション&ブレーキチューンは後日になりました!

ピンボケですが ステアリングラックとタイロットエンド部分の ボールジョイントに”ガタ”発見! ステアリング関係にガタが有ると高速等でハンドルがぶれます 

テスタロッサは部分の部品が出ません”””  ジョイント部分ピンを打ち込んで さらに かしめてあります 外すなという事でしょう!

何とか加工して カラー側を外し 機械加工で製作して交換します

アッセンブリー交換ですと 軽自動車が買えてしまいます!!

 

ちなみに!!

 

フェラーリ テスタロッサ 用 サスペンションキット               BIOT asse シリーズ   タイプ ASSE ¥548000

         タイプevoluton de leger ¥468000                                          

一台分で6本使いますので 少し値段が高いです

 

テスタロッサではないのですが 装着参考画像です↓

画像は フェラーリ F355 ベルリネッタ ¥318000〜  

ついでに写真の説明もしますか!!

これはサスペンションキット+ブレーキキットもつけています ブレーキは リヤ355φ ブレンボロータスキャリパー フロント355φ F50キャリパーで製作しています

参考

リヤ ブレーキキット   ロータスキャリパーキット(3ピース) 355φ ¥460000

フロントブレーキキット  F50キャリパーキット (2ピース) 355φ ¥420000         

 

ジールプロ では ヘダースはワンオフで等長で製作 F-1サウンド レスポンスを向上しています

 

 

 

テスタロッサ ノーマルホイール用 ブレーキ

 

ノーマルホイールですと ホイール内径は小さく 大きなローターが入りません  F50用キャリパーを装着するため ナックル側を加工して ブラケットを取り付けています ローター径はノーマルより大きくなりますブレーキキャリパー F50タイプですので ノーマルのate2ポットキャリパーに比べ 驚くほど 効くようになります!! ジールプロ では 車の状態に合わせ パーツを製作しています ご相談ください

 

マフラーはエキマニから後ろを製作” 6→4→1 にして サイレンサーに行っています ジールプロ ワンオフ

 接合部分から 次の集合部分までの距離を 限りなく等長にする為パイプの長さをあわせています! 

後はサイレンサーの素材や構造 中身で 更に 高音”” F-1に近づきます! 

 

ふやはり フェラーリはサウンドでしょう!!

但し 良く曲がり 良く止まる 機関も好調!! 基本が駄目ではいけません! 

お金は かかりますが” 是非好調なフェラーリに近でけてください!

 


投稿者:zeal-pro at 11:27 | メンテナンス

2010年6月26日

テスタロッサ 整備

以前紹介した! 1985年式 フェラーリ テスタロッサ 嫁入りがきまり 納車整備に入りました!!

 

約4年かけてこつこつ 仕上げていたので 大幅なメンテはほとんどいりません”” タイミングベルト ウオーターポンプ関係 水周り 電装関係! は終わっている!

お婿さんは” 17年来のお客さんで 歯医者さん! ベンツ ポルシェ と数台所有!!

930カレラのディーラー車のバリモノ(17年間所有)を手放し! 以前から欲しかった テスタロッサをゲットされました!

このテスタロッサは 私が個人的に持っていたので 結構お金かけてます エンジン周り ホイールは特注の一品モノ!! インテリアは イタリアから取り寄せた アルカンターラに張替えシートに跳ね馬を刺繍!80万かかりました!

インテーク周りも結晶塗装でお色直し!!

 

 

デスビのオイルシールからオイルが漏れているので交換”” このオイルシール ポルシェの2.5倍はするね 1万円以上です””” なんでこんなに高いのでしょう????

パッキンも一枚 5千円以上です 国産でしたら 何百円!!でしょう!!

細かいパーツ たいしたもんじゃなくても すぐに うん万円になります””””””

ローターとデスビキャプは 恐ろしい値段です!! 今回はプラグコードを製作して交換しました!

アイドリングのばらつき! 吹け上がりが悪い等 点火系 又は 燃料系がほとんどです! 今回はまあまあでしあが 12気筒が綺麗にアイドリングするよう 基本的なところをもやります

テスタロッサは964までのターボと同じく Kジェトロを採用しています当時はベンツ等も使っていました 当時はすごい発明でしたが 今となっては化石に近い代物です! 512TR以降は インジェクションになっています! 

Kジェトロは 不都合が生じると 結構面倒です 本来は非分解でオーバーホール 等はできません””

但し! 現在は外国 アメリカエンジンビルダーでOHも可能になってきています!  但し 値段を考えると フルコン MoTeC 等に変更したほうが より快適になりますし 後のメンテナンスもぐ〜んとよくなります

ディアブロなんかは てきめんに よくなります!!

 

プラグコード””

左が純正(ウン十万) 国産で製作 約¥86100円”” 

綺麗にセットできました! ついでにプラグも交換 12本”” プラチニュームですと高くなります!! 12気筒はお金かかります ポルシェもツイン プラグは12本ですけど””

アイドルアップレギュレターも正常 コールドスタートも正常 Kジェトロの燃料 燃圧も正常 エアー調整し 両バンクのバランスを補正!!

エンジンスタート!!!  ファ〜〜〜ン

良い音です!!!!

今日はここまで””  続きはまた 明日””

 

 

 


投稿者:zeal-pro at 18:56 | メンテナンス

2010年6月24日

アライメント パート1

今回は 4輪アライメント についてお話します!

· アライメントとは??(基礎知識) 
サスペンション(足廻りともいいます)のセッテイングに必要はアライメント、正式にはホイールアライメントといって、簡単にいうと四輪のタイヤの角度や向きの事です。

 

 

それらの調整を行うことをアライメントをとると言っています。
また、このアライメントというのは、走る性能(サスペンションの特性)をどう生かすかにかかってきます。

車のサスペンションは、バネの硬さ・ショックの伸び縮みの強さ(減衰力)・車高(前後の重量配分)・アライメントなどの要素で構成されていて、走るにはタイヤも関わってきます。

このアライメントをとるということは、性能をトータルで見るということになるわけで

サスKITの選び方やその後のトータルでのサスペンションのセットアップに関して、考えなければなりません。

 

サスKITの取付けや、一般的には、アライメントといっても基準値に合わせているだけの場合が多く、タイヤ・その使用ステージなどに合わせた味付け的な部分は殆ど無いのが現状です。

注意!

たとえ高価な機械で測っても その車!ユーザーさんの走行ステージに合った寸法取りができなければ意味が無い!

 

· 一般的な車高とアライメント変化の関係
通常、車高を下げるとアライメントはキャンバー(1)がネガティブ(イン側)方向へ、  ポルシェはトーアウトにふる。

(2)がアウト方向になっていきます。本来車輌は設計されている時点で、コーナーリング中に車輌が傾き、アライメント変化を起こすことを計算されて設計されています。


ここで一つ、トーは極端なアウト方向への変化が起こるとサスペンションのメカニカルグリップが下がる方向にあります。ですが、コーナーリング中にはステアリングを切っている状態であることも忘れてはいけません(サーキット走行とストリートではセッテイングが基本的には違ってきます)

サスペンションを交換すると、ほとんどは3040mm車高が下がります。この状態を純正車高から考えれば、かなりロールしたような状況ですので車輌が止まっている状態であってもアライメントがくるった状態ということになります。

すなわち!車高を下げたら必ずアライメントをとらなければならない!

  1キャンバー…                                                タイヤと地面の角度のことです。タイヤ上部が車輌側に倒れている場合が「キャンバーがついている」と言います (専門用語ではネガティブキャンバーといいます)          通常は1〜2°位です。フロント/リア。 純正は調整機能が無い為調整できない       調整機能アッパーマウント付きサスペンションが必要!

※2 トー…                                                   車輌を上部から見た時のフロント/リア、それぞれのタイヤの前進方向への角度をいいます。   通常は内側に(イン1〜5mm位)つけますが、サーキット走行等はアウトにふる場合もあります。                                              通常車高が下がるとアウト方向へ広がります。リヤは駆動輪の場合トーイン方向 車種により設定が困難な場合がある!

※3 ブッシュ…
車のサスペンションの動く部分には殆ど、この「ブッシュ」と呼ばれるゴムのジョイントが使われています。強化タイプやピロボールタイプなどがあり 使用部品によってアライメントの設定も変わってくる!

※4 車高調整…
一般的に略して「シャコチョー」といっています。バネの下側の皿がネジ式で上下に調整できるため、サスペンション取付後にも車高の上げ下げができます。現在は全長調整式になっている(ショックボトム部分だけ上下できる)

5 キャスター                                                キャスターとは おもにフロントストラット ホーク等の前方に対する角度をいいます 簡単にいうと 二輪車のフロントホークが下に行くと前方に曲がっています

これにより 手放ししても ハンドルはまっすぐになろうとする性質が生まれます
要するに 車がまっすぐ走ろうとする為の角度です 角度が浅いとハンドルがふらつく 付けすぎると曲がりづらくなる。
 

 

ジールプロ には、大きなアライメントテスターはありません。以前から使用しているフォーミュラカーなどに使用していた計測器と、床面を加工したアライメント用の平らな面でアライメントをとっています。これは、一般の車(ラジアルタイヤ装着車と、サスペンションアーム類にゴムブッシュを使っている車)では、車を前進で止めるのと後退で止めるのではアライメントが違うからです。いつも同じ条件をメカニックの手で作り出し安定した作業を行ないます。タイヤのヨレやブッシュ(※3)のネジレなどが、進行方向で逆に力を受ける為です。

 
 
ジールプロ での車高調整(※4)は下廻りのアーム取付部分と床面で、車高の計測をします。よくフェンダーアーチでとっている場合がありますが、あくまでも目安としかならず、ボディーの構成部分で計測するのが本来の方法です。フェンダーなどはボディーに後で取付けするパーツですので、ミリ単位の計測には適さないはずです。フェンダーは取付方法によっては5mm程度は調整できますし、タイヤに干渉して曲がっている場合も多く見られます。
 

ジールプロ では、修正作業以外に発生原因を伝えたりすることも作業の一貫として行なっています。調整作業後の試乗で真っすぐ走るのか、ブレーキングでの挙動は正常か、などを点検しています。(ブレーキを踏んだら、右か左に曲がってしまう場合など) これらの他にも車高設定が悪くスタビライザーが直進走行時にも作用している車輌や、前輪と後輪の向きが車輌中心から大きくずれている場合などもあり、オーナーさんは正常な状態が把握できていない場合も多く見られる。

その為ジールプロでは 一台一台仕上げ自走セッテイングをし同乗していただき 挙動の変化やニアンスの変化を体験していただいています!

 

 

アライメントは車両の種類や使用目的等ですべてセッテイングが変わってくる!

車両スタイルはFR MR RR とあります 基本は一緒ですが 走行スタイル目的等でアライメントも大きく変わります

 

ポルシェはRRですので リヤにウエイトが大きい為ハードなドライビングをする場合やサーキット走行等する場合 大きく変化をつけます 

文章で書いてもなかなか分かりづらいのが現状ですよね”””お気軽に質問してください!!

 

応用編は次回 書きますので お楽しみに!!

 
 

投稿者:zeal pro at 15:12 | メンテナンス

2010年6月21日

996カレラ エアロ ターボフェンダー

先日 ジールプロオリジナルエアロキット 996前期モデルフルバンパータイプを取り付けいたしました!

少し古い感じになってきた996前期モデル ノーマルですと どうもかっこ悪い(996オナー様すいません) フロントバンパーを新型モデル風にして ヘットライトはカバーします ウインカーは997用を流用しています サイドステップ スリット入りです!

ちなみに 4点キット 320.000円 Fバンパー サイトS Rデュフューザー Rウイング

 

 

 

 

完成と思いきや””” オーナー様が なにやら??? ターボフェンダーにすると言い出す!

なかば強引にヤ〇オクで 解体パーツを買ってしまったらしい””””

宅急便で届いてびっくり!!  ガス溶接でぶった切った! ボディー 到着!!

これ??。。。。。。。???  取り付けるんですか?????

大変な!作業です””  しかたがないので 何とか やることに!!

 

何とか スポット溶接一つ一つはずして 違和感無いよう 合体させていきます

大作業の結果!!  ようやく 何とか完成!!!!

今回はホイールまでの予算が無いため! ここで しばらく中断!

特注でリム深 ホイールをつければ!! かっこよくなります!

 

 

ジールプロではこんなイレギラーな対応もしています!

 

 このところ! とても暑くて”” たまりません 体調不良です! みなさんもお体気をつけてください!!

 


投稿者:zeal pro at 15:47 | チューニング

2010年6月20日

964 ピロブッシュのすすめ!

 

ポルシェ964 ピロブッシュ 特性

*今回は足回り その中でもまだ そんなに需要が少ないピロブッシュについてお話します

Q なぜ ピロにしたほうがいいのか?

Q どんな効果が期待できるのか?

 

そんな疑問があると思います なかには!

『 ピロにすると ゴツゴツしたり 音が出たり ワダチでハンドル取られる!!』 なんてよく話を聞きますという ユーザーさんがいます

実際はその逆で ものすごく コントロール制がよくなり サスペンションのレスポンス向上ハンドリングの向上 コーナーでの踏ん張りや粘り ナンダーオーバーステアコントロールの向上

以上のような事が 非情によくなります!!

 

 

 但し!!サスペンションがピロ仕様又はその作用に適した 物でなければなりません!!

 

 

 

具体的には ピロはフリクションがゴムブッシュに比べ 非情に低減します ほぼ動きの摩擦や抵抗が無くなりなす 

すなわち!良く動くアーム成ってしまい それを支えることができるサスペンション!が必要になります 

ジールプロでは ノーマルブッシュ仕様とピロブッシュ仕様のサスペンションは根本的に仕様を変えています!

ここで! ピロブッシュの図解説明をしておきます

図は964ではありませんが 下の図でどこにピロが入るかお分かりになると思います ロアアーム スイングアーム 等の駆動するジョイント部分です

 

 

サスペンションピロブッシュの必要性
純正で使用されているゴムブッシュは外側のケースと内側のゴムが固定されているため、可動範囲はゴム自体のネジレやたわみによる約30°位しかありません。(図2)ピロブッシュは360°自由に可動するので(図1)、動きに制限を与えません。

サスペンションアーム可動範囲

また純正ゴムブッシュは、ゴムのネジレやツブレにより、支点位置も不安定となってしまいます。その結果、アライメントが常に変動してしまいます。また、常にゴムの反発力が働くためサスの動きに大きな悪影響を与えます。

ピロブッシュは支点が変化しない

このように力がかかる場合は、側面にゴム板が付属していて、側面方向へのネジレを防いでいます。ピロブッシュは支点の位置が常に一定で、またサスペンションの動きに影響を与えません。側面方向へのネジレを防いでいます。

 

要するに ノーマルブッシュは支点が定まらず ハンドルをきって曲がる時やブレーキング時等 大幅にアライメントが狂ってしまいう

 ピロは金属ボールですので支点が狂わない どんなシチュエーションでもコントロールが狂わないという事です。

すなわち! 走りに無駄や ふらつき 不安定な挙動が出なくなる

素早い安定したコーナーリングが可能になる!

バンプステアが出ない安定したブレーキングになる!

立ち上がりの路面キャッチが向上したトラクションが可能!

まだまだ 利点はたくさんあります!

デメリットとしては 少し高価! 取り付け作業も大変!!定期メンテナンス(グリスアップ)や点検が必要! プロでもかなり理解してる メカニック等の作業が必要 サスペンションが専用セッテイングでなければ効果どころか逆に悪くなることも!アライメントがシビアになり やはりアライメントに熟知し試乗して実測で調整する必要性がある!

 

ジールプロでは そんな難しい難題をすべてクリアーしています!

964専用品として 開発しました!

フロントロアアーム(ウイッシュボーン) ピロブッシュ

 

 

ロアアーム (リヤアクスルテレーディングアーム)ピロブッシュ

 

 上記写真(左)メインカラーは純正下取りになります!

 

 

リヤ ストラットプレート (ターンバックル式ピロ)

リヤのアライメント許容範囲が広がります 

964のセミトレーデングアームはキャンバー トーが 別々にセッテイングできませんでした! ターンバックル式に変更することにより ストラットプレートの全長を変更して アライメントの補正ができます!

街乗りはもちろん サーキットやワイディング等で ポルシェの走りを大幅に改善でき 自己のコントロールテクニックの許容も大幅に向上することができます!

 

仕様変更 特殊オーダーも受けたまわります!

次回は930レーシングアーム ピロブッシュをご紹介します!!

 

 

最後までお読み頂ありがとうございました 

間違った知識やうわさ等 少しでも改善でき 本来の知識として参考になれば幸いです 

解らない事などドンドンお気軽にお問い合わせください!!

ジールプロ 04-2935-1134 担当クリバヤシまで!

 

 


投稿者:zeal pro at 10:02 | チューニング

2010年6月19日

ポルシェ レーシングカー製作

ポルシェ930 レーシングカー製作 
 
 
 
 
 
 
 
 

約4年間眠っていた 930ターボボディー! そろそろ復活の日の目を見せてあげようと”引っ張りだしてきました!

モデルは86年だったかな??  一時抹消してあるので 車検取得してナンバーつけることが可能!

 ポルシェレーシングカー と言っても公道を走れる車両 もちろんステージはサーキットで走る! 草レースに出てもいいし 街乗りに使ってもいい車!!

こんな感じで製作していこうと思います!!

 

ボディーは事故も無く しっかりした状態! さすがに 塗装はだめです!

室内は雨漏れで水が浸水していました””  内装すべて剥ぎ取ります!ポルシェの亜鉛メッキは強く さびは出ていません!

今回は最軽量化でやってみようと思います! やはり軽量化は相当の武器になりますしコーナーでの持ちが違う もちろん加速も!!

カーペットや不要な配線 フロアーに張り付いたサウンドアブソーバー等剥ぎ取ります

リヤカーペットやウレタン これがまた取れずらい ボンドでべたべた!

コンソールやヒーターコントローラー等全部はずします

内装はきれいに削ったあと 下処理をしてペイントします!

 

 

 

エンジンルームも不要な配線や配管を取り除き 新たに引きなおします

 

ポルシェボディーはモノコックですので フレーム構造より  とても丈夫です

通常はロールゲージ等入れなくとも ボディーの合成はとても良い車両です

今回はフルロールゲージを地下付けで製作する予定です!

 

 

外装のスタイルはいろいろ悩みましたが! 964 3.8RSR レーシング のスタイルでいこうと思います!

 

 

996 997 GT-3等 更なる進化を遂げた ポルシェ!  あえて 古いレーシングスタイルで!

 

 

 

 

ここまで仕上げるのは大変です!

とりあえずデモカーとして製作しますので シェイクダウン後 販売もする予定です!

詳しくはお問い合わせください!

 

ちなみにエンジンは............3.8+ツインターボを予定しています!!

            

製作過程を時々アップしますので! お楽しみに!!!

投稿者:ジールプロ at 11:34 | 日記

2010年6月18日

ポルシェ 特注ホイール

ポルシェ930ターボ 特注! 深リムホイール製作いたしました!!

 

 

昔から深リムが好きで 良く作りました! 最高は15Jかな””  但し はけるタイヤが無いんだよね!

今回はワーク製マイスター3P アウターリム147mmを使用 最大は172mmまであります

昔はインナーリムで250mmとか作ってくれましたが 今は強度等の問題で製作不可になっています

11.5J X18 インナーリム側を削りタイヤサイズ許容にあわせました

後にこのユーザー様はさらに オーバーフェンダーにするため 現在は純正スペーサーをはずした状態で装着しています

フロントは8.5JX18 キャンバーは2度00 フェンダー ツライチです!

ぎりぎりのサイズで製作する場合 サスペンションの変更は必要になります

 なぜならば!!

1 大幅なサイズアップは乗り心地や挙動が変わります 道路のワダチなどでハンドルを取られやすくなり 走りでもハンドルレスポンス等悪くなります

2 ノーマルアライメントでは十分なパフォーマンスを発揮できない 

3 車高やアライメントが変わってします 車高も高くなり ロールセンターが大分高い位置になり高速でふらつく

簡単に言うとこんな事がいえます 挙動等はかなり変わります そもそもノーマルタイヤはフロント205 50 16 リヤ 245 45 16 こんなのが付いてました! 

これから フロント225 40 18   リヤ295 30 18 こんなに変わります 

ノーマルショックが付いている場合 930あたりですと ほぼ 機能してない状態 

そこにこんな大きいホイールタイヤを付けたら.........................!!  

トーションバー+ストラット

この設計は40年も昔のものです!!  良いわけ無いですね!

 

 

 

 

 

これは 993GT-2 ルック  11JX18 リム121mm 

車の仕様 フェンダーのサイズに合わせ 製作可能!! 

 やはり! ワイドリムの車はかっこいい!!

我々の年代は 太いリムが好きです!

 

 

当社デモカー dp935 ルック 964カレラ2ベース

現在製作可能な 一番大きいリム!                                   

  172mmアウターリム  13.5JX18 タイヤ 335/35/18 

   セミスリック(一番大きいSタイヤ)

 ワイドトレッドにすると コーナーリングがよくなります 完璧なセッテイングが必要になりますが 特にポルシェはリヤがヘビーデューティーですので オーバーステアを抑えられます!

但しこれらを抑えられる サスペンションが必要です! 

パワーも600馬力ぐらいになると これぐらいのホイール&タイヤが無いと 食付きません! ビッグパワーを支えてくれ 鬼のようなトラクションを可能にします

 

 

 

テスタロッサ 前期モデル こちらは!  センターロックのハブです!

古いモデルで 社外ホイールがほぼありません サイズもかなり小さい

センターロック用のホイールも特注製作できます!

18インチになれば 事実上 大きなブレーキを装着できます!

18インチですと 最大355φローター (ブレンボF50の場合)

が装着でき ブレーキパフォーマンスも上げられます!

 

以上のように その車両にあわせ 製作いたします!ジールプロでは見た目と実力を兼ねたモディファイ チューンを推奨しています!!

 

 


投稿者:zeal pro at 17:20 | チューニング

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