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2012年01月08日

996ターボ 水漏れ 修理&キーシリンダー交換

         明けましておめでとうございます

         本年もよろしくお願い申し上げます

 

さて 正月気分も抜けて 仕事モードになりました!!

新春一番のお仕事は!!

996ターボの 冷却水漏れ修理です””  昨年暮れよりお預かりの車です!!

とても 程度の良い 綺麗なターボです!  走行も少なく! 

状態も良さそうですが  メンテナンスはあまりしていないようです 距離が短い車は とてもいいのですが 製造から10年ぐらい経ってくると 特に水周りのトラブルは多くなります!

今回は996以降に多くなった キーシリンダーの損傷で入庫しましたが

試運転中に水漏れを発見!!  年をまたいでのお預かりになりました!

水漏れは ラジエーターでした!

996のTIPは ラジエーターを3個装備しています うち左右2個から漏れ始めていました!

コア サイドタンク 接合部より漏れています

996以降は部品が安く作られていて 空冷時代より 部品自体が持ちません!!

コスト削減でプラスチック製品が多くなりましたね!ラジエーターも

オール アルミか真鍮で造れば こんな壊れ方はしませんが!

ラジエーター自体の価格は1個 ¥85600もします かなり高価ですね

そのわりに 造りが良くないようです!!

枯葉などが詰まり 腐食も進みますので たまにバンパースポイラーを外して掃除をしてあげるといいでしょう!

水抜きをしたところ 一般的な水を足してあったみたいです” ポルシェは専用のクーラントを使います 全容量交換タイプです けして一般的な水は入れないでください! 最近ではレーシングカー等もこのタイプを使います 一般に比べ 泡が立たず 無駄な圧力がかかりません冷却温度も5度から10度ほど 下がります!! 但し値段は高いです

水冷ポルシェはそろそろ水周りのメンテが大変な時期に来ています

早めのメンテナンスをお勧めします ウオーターポンプ関係もトラブルが多いので オイル交換時等点検を行うと良いでしょう!

 

 

さて ここからはキーシリンダーの修理です

996以降 キーシリンダーが駄目になり 最悪はキーが回らなくなり エンジンがかからなくなったり エンジンOFFにできなくなったりします!

日本製でしたら 間違いなくリコールものでしょう!!

素材が悪いですね 

 

 

今回はいつも壊れる部分ではなく ステアリングロック ハウジング自体が駄目になっていました! 珍しいですね””

この部品です センターシャフトをロックするスプラインがなくなっていました!!ぐずぐず状態です”

危なかったですね! 引っ掛かりがほとんど 無くなってました!

 

 

キーを回して 違和感を感じたら 直ぐに交換をお勧めいたします

 

20000キロ程度で壊れてたら.............................””

 

 

もう少し良い素材にしてほしいものです!!

 

 

では! 今年もがんばってブログを書いていきますので よろしくお願いします!!

 

 

 

 

投稿者:zeal-pro at 15:41| メンテナンス

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